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一部競技から支援要請も=サンパウロ市で第2回リオ五輪会合

 在聖総領事館や日系団体などで構成されるリオ五輪サンパウロ連絡協議会が8日午後、第2回会合を行なった。リオの治安やジカ熱などの懸念事項について近況報告がなされ、来伯選手団の受け入れや観戦に訪れる邦人保護について話し合われた。
 翌日、中前隆博総領事が取材に応じた。同館は来訪者向けに特設ページ(www.sp.br.emb-japan.go.jp/jp/jnot_rio_jp.htm)を設置。渡航前後の注意事項をまとめたリーフレットなどを掲載した。
 文協も治安や観光情報を流すため、サイトと共にスマートフォン向けアプリも準備しているという。8月10日夜には、男子サッカー日本対スウェーデンの観戦イベントを企画している。
 また管轄内では直前合宿を行なう競技もある。7人制ラグビー男子はサンパウロ市内で合宿する方針で、すでに積極応援を同館に要請している。交流イベントや公開練習などが計画されており、「現地ファンを増やし声援を送ってほしい」との意向があるという。
 同月13日には、サッカー男子の準々決勝がサンパウロ市で開催される。日本が勝ち進んだ場合に備え、受け入れ態勢を整える。