ブラジル太鼓協会(渡部一誠会長)が10日午前8時半から、『第13回ブラジル太鼓フェスティバル』(旧ブラジル太鼓コンクール)をサンベルナルド・ド・カンポ市教育職員養成センター(CENFORPE, Av. Dom Jaime de Barros Camara, 201)で開催する。入場無料だが、出来る範囲での寄付を募集している。
サンパウロ州各地、リオ、パラナ、ブラジリアなどから39チームが集る。ミリン(12歳以下)、ジュニア(18歳以下)、リブレ(19~44歳)、マスター(45歳以上)、大太鼓一本打ちの5部門に分かれ、1年間の練習の成果を披露する。
ジュニアの部優勝チームには、第19回日本太鼓ジュニアコンクール(来年3月、兵庫県神戸市)への出場権が与えられる。前回大会にはコロニア・ピニャールの飛翔太鼓が出場し、ブラジル勢歴代最高の3位に入賞した。
来社した渡部会長らは「日本でも実力が認められたチームも出てきている。興味がある方は是非お越しください」と来場を呼びかけた。
問い合わせは同協会(11・3207・1261/3341・1077)まで。
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10日に行われる太鼓協会の太鼓フェスティバル。日本大会出場を賭けたジュニア部門では、JICAボランティアで太鼓の指導者を務める蓑輪敏泰さん作曲の課題曲「故郷は今…!」と自由曲を演奏する。去年日本大会で3位に入賞した飛翔太鼓はリブレ部門に出場するそう。また、同じく日本大会出場経験を持つブラジリアの光太鼓もジュニア部門に出場する。日本に負けない迫力の演技を、ぜひ会場で。