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ベルギー王女がブラジルの先住民族訪問=「先住民を尊重する事が重要」と語る

 ブラジル北部トカンチンス州中央部のトカンチニア市ポルテイラ村の先住民が5日、ベルギー王国王女の訪問を受けた。
 マリア・エスメラルダ・アデリーナ・リリアナ・アナ・レオポルジナという長い名前の王女は、ブラジル先住民らの文化や暮らしぶりを学ぶために当地を訪れた。
 同王女は贈り物を受け取り、先住民族シェレンテ族の名前を授けられた。
 「こんなところに外国の王族が来てくれるなんて思いもしなかった。とても幸せ。もし姫がおのぞみくださるなら、お顔に紋様を書いて差し上げたい」と先住民のイラシ・クルクアネさんは語る。
 王女は、ヨゼフ・スメッツ駐ブラジル・ベルギー大使を伴って到着した。
 「ベルギーでは環境保護や先住民族の声を国民に届ける活動を行う団体の会長を務めている私にとって、この地を訪れ、先住民族の方々と交流する事はとても重要でした」と同王女は語った。
 王女と大使は村の中を案内された後、シェレンテ族の洗礼を受け、ワイチの名を授けられた。
 「ワイチとは月を意味する言葉」とヨリデ・ワイチさんは語る。
 洗礼式の後、シェレンテ族の人は民族舞踊や丸太を担いで行うリレーなど、村に伝わる風習を紹介した。
 王女はチブサノキの実で出来た赤いインクで身体を塗られ、カッピン・ドウラード(「黄金の草」を意味する)の干草で作られた首飾りやピアスなどの工芸品を受け取った。
 「先住民族は常に、ブラジルのみならず、世界中で〃取り残された存在〃とされてきた。彼らにも人権があり、私達はそれを尊重しなくてはならない。彼らの声に真摯に耳を傾ける事が何よりも重要。私たちは先住民族の方々から多くを学ばなければならない」と王女は語った。(6日付G1サイトより)

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