聖火リレーに伴走し、その様子を中継していた放送車が、7日未明に南大河州南部のペロタス市で盗難に遭ったと同付伯字サイトが報じた。
車両は前日の中継を終え、7日の午前0時に路上に停められた。
同市市警の調書に記された情報によると、放送車の運転手は午前6時半頃、車両後部が破損しているのに気づいた。
聖火リレーの様子を報道するグローボ・エスポルテサイトによると、盗まれたのはモニター、リオ五輪組織委公式映像班の映像メモリカード、カメラマン所有のインターネット接続モデム、放送業務用バッテリー、生中継用機材一式などだ。
撮影班は警察に盗難の被害届を出したが、今後数日間は、初日からやってきたような聖火リレーの生中継は行えない可能性がある。
盗難事件は聖火リレーそのものの進行の妨げにはならない。ペロタス市を出た聖火は同日午後、同州州都のポルト・アレグレ市に到着した。