ホーム | 日系社会ニュース | 国吉メリッサちゃん凱旋帰伯=思い出の番組に招待、16日放映=13日に配信デビューも

国吉メリッサちゃん凱旋帰伯=思い出の番組に招待、16日放映=13日に配信デビューも

家族とともに一時帰国したメリッサちゃん(左)。(左2人目から)ムリロくん、母ミレネさん、父ミルトンさん

家族とともに一時帰国したメリッサちゃん(左)。(左2人目から)ムリロくん、母ミレネさん、父ミルトンさん

 「(配信)デビューが決まってびっくり! それに初めてブラジルに帰ってこられて、『あぁ家に帰ってきたんだなぁ』って感じる」。
 プロを目指し渡日していた国吉メリッサちゃん(13、四世)が6日来社し、編集部に喜びの報告をした。2013年9月から著名作曲家の鈴木淳さんの下でレッスンを重ね、13日、両面シングル「虹色少年/ほほえみホスピタル」で配信デビューした。
 アマチュア歌手を発掘する番組「ラウル・ジル」の出演をきっかけに、南米通信社の尾和義三郎代表による紹介で、八代亜紀などを世に送り出した同作曲家の下へ。
 神奈川県内の小学校に通いながら、東京・六本木の事務所でレッスンに励んだ。長時間の移動にも「全然嫌じゃなかった。電車の中で日本語も勉強できるから」と笑顔を見せた。
 およそ1カ月前、ラウル・ジルに招待されたことを関係者から告げられた。「これを機に配信デビューしよう」という話も持ち上がり、本格デビューを前提としたプロモーションに踏み切ることになった。
 制作されたのは2曲。プロサッカー選手を夢見る少年への淡い恋心を描いた「虹色少年」に、B面の「ほほえみホスピタル」には弟マウロくん(8)もコーラスとして参加する。インターネット音楽配信サービス「iTune」などで、13日から日本国内向けに発売された。今後、国外配信も調整されるという。
 メリッサちゃんは2日に一時帰伯し、11日に再び日本へ。滞在中は沖縄県人会やサントアンドレ市のうるま会館を訪れ、コロニアのカラオケ大会にも足を運んだ。特別ゲストとして収録に臨んだラウル・ジルは、16日午後2時15分から放映される。
 「今の自分はコロニアの皆さんの支えがあってこそ。離れて初めてそれを実感した。改めて感謝したい」と話し、「これから本格的に活動が始まる。さらにレッスンを重ねて頑張る。みんなで応援して下さい!」と声援を呼びかけた。

 

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 配信デビューすることになった国吉メリッサちゃん。招待されたラウル・ジルの収録にも「楽しく参加できた」とのこと。同日はヨコタ・カオリちゃん(4)も登場。なんでも2月にリンスで行なわれた、第22回サンパウロ州選抜カラオケ大会(パウリストン)の年代別優勝者だそう。すでに同番組には出演済みで、かわいらしくも力強い声でJ―POPを披露した。2人の共演は明日放送、お見逃しなく。