日本ブラジル中央協会(東京)の機関紙『ブラジル特報』1633号が出た。冒頭、商議所の村田俊典会長が「トップの器」と題し「大統領暫定令」と「弾劾裁判」を切り口に、興味深い解説。預金凍結で驚かせたコーロルプランは大統領暫定令、カルドーゾ財相(のちの大統領)のレアルプランも同暫定令。後者はインフレ退治をしたが議会では長いこと承認られず、暫定令のまま大統領特権で押さえ込んで目的を果たした。でも最後には、議会承認なしには同暫定令は廃案となる憲法改正を通してしまう。「大統領権限が弱くなる」=「民主主義が進んだ」かに見えたが、今回2度目の罷免騒動に。さらに大統領の非権力化へ。この先どうなるのか専門家でも分からない。
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日本語教師研修会開校式での江副隆秀校長の挨拶では、「し」の後に靴のつま先とかかとを人差し指と親指で持ち上げた。「皆さんこの指、なんの字ですか?そう、『くつ』です」と会場の笑いを誘い、「工夫すれば、おぼえやすく間違えない教え方ができます」と語った。周りにあるものを使うことで、本や教科書よりも楽しく分かりやすく学習ができる一例。家庭で実践してみてはいかが。