ブラジル日系塾年クラブ連合会(上野美佐雄会長)は24日午前8時から夕方まで、サンパウロ市の静岡県人会会館(Rua Vergueiro, 193 – Liberdade)で「芸能祭・バザー」を開催する。
バザーでは6店の日本製衣料や小物、バッグ類、下着類、食品などの業者に加え、塾連メンバーが作った手芸品、手作りパウミット、手作りこんにゃくや漬物、ジャコ、福神漬けなどの「おばあちゃんの味」が並ぶ。玉井須美子副会長は「お勧めは会員が作ったカラスミです。日本では高いから、お土産にどうぞ」とすすめた。
県連日本祭りでも好評だったお手玉も販売される。そのときの品評会では会長賞を西丸俊子さん、文化賞を菅野(かんの)道子さんの作品が受賞した。辺原よし子副会長は「一世の方は懐かしがって喜んでくれましたが、ブラジル人にも大人気でした」とのこと。
芸能祭に関して中川浩巳文化理事によれば、民謡、舞踊、合唱、体操など各種の出し物の順位をつける審査が今年からなくなった。「趣味を披露するという気軽な気持ちで参加してほしい」とのこと。上野会長は「支部ごとに練習を積んできた円熟した芸能が披露されます。皆さんぜひ見にきて下さい」と幅広い来場を呼びかけた。