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サンパウロ州グアルジャー=ルーラ前大統領の甥射殺=バーでの喧嘩に巻き込まれ

 17日、サンパウロ州グアルジャーで、ルーラ前大統領の甥が、バールでの喧嘩に巻き込まれ、死亡していたことがわかった。20日付伯字紙サイトが報じている。
 亡くなったのはマルセロ・ルビオ・リマ・ゴエス氏(36、通称ペルノン)で、8人いるルーラ氏の兄弟の一人、ジョゼ・ルーベンス・ゴエス氏の息子だという。
 事件はグアルジャー市のパエ・カラー地区で起こった。ゴエスさんは事件当日、美容院の前にあるバールの前で、友人たちと共に飲んでいたが、マルセロ・マシオーネ・メンデス・ファリア(通称マルセリーノ)容疑者と口論になった。
 ペルノンさんはナイフを所有していたとされるが、マルセリーノ容疑者に銃で3発撃たれ、病院に運ばれたが、病院についた時は既に死亡していた。ペルノンさんの遺体は、18日午後、イタペマ墓地に埋葬された。
 ペルノンさんの恋人の話によると、ペルノンさんは薬物常用者だったという。口論となった原因はわかっていない。
 一方、マルセリーノ容疑者は、事件の後、家族に電話をかけてきて、事件の顛末を語ったというが、その時点ではペルノンさんの死は知らなかった様子だという。同容疑者はその電話を切って以来、音信不通で、警察は逃亡中と見なしている。