南米アメリカ大陸の国々から代表選手が参加するチェスの大会『パンアメリカン青少年チェスフェスティバル』が24~31日、ウルグアイのモンテビデオ市で開催される。12歳の部に出場する日系三世、高野諒ニコラスくんが来社し、意気込みを語った。
ニコラスくんは4月に行われた「こども全伯大会(FENAC)」の12歳部門で3位に入賞。またサンパウロ州大会でも1位を獲得した。
そんな実績のニコラスくんがチェスを始めたのは6歳のとき。父親と遊び感覚で始めたが、父に勝つことができず、その悔しさから熱心に打ち込むようになった。
そんな父に初めて勝ったときから公式戦に参加し始めた。昨年7月には米国に一週間留学し、世界王者の一人、スーザン・ポルガーの指導を受けるなど、国際大会に向け意気込む。
今大会には、18カ国から約300人が参加する大きなものだが、「優勝したい。だめでも10位以内に入ることが目標。ペルーとチリが特に強豪です」と語った。