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サンパウロ市=「レジ袋無料化はダメ」=ハダジ市長が改めて拒否

 サンパウロ市内でのスーパーのレジ袋に関し、フェルナンド・ハダジサンパウロ市市長(労働者党・PT)は、市議会が6月に承認した各店独自のレジ袋の無料配布を認めるプロジェクトに拒否権を行使し、21日付官報に掲載した。22日付伯字紙が報じている。
 ハダジ市長は、今回の市議会で承認された法案は、2011年に公布された条令に反するものであり、法的有効性に欠けているという理由で拒否権を行使した。
 レジ袋の無料配布禁止は、プラスチックのレジ袋は分解するに時間がかかるため、無料配布することで安易にゴミとなれば、環境保護の視点から望ましいとは言えないという理由で決まった。
 だが、レジ袋の無料配布禁止はレジ袋の製造会社の反発を招き、市民の反応も悪かったため、幾度も訴訟が起きた。裁判所もたびたび判断を覆す状態が続いたが、分解しやすい原料を使った統一規格のレジ袋を導入することが決まり、15年5月からは、規格外のレジ袋を無料配布する店への罰則適用も始まった。
 しかし、ネロ・ロドルフォ(民主運動党・PMDB)、ヴァヴァー・ドス・トランスポルテス(PT)、フランシスコ・シャーガス(PT)といった市議たちが提出した、プラスチックのレジ袋の無料配布を認めるあたらしいプロジェクトを、休会直前の6月に市議会が承認。市長の裁可を待っていた。

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