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PE州カルアル=刑務所の暴動で6人死亡=五輪で地方の警備に穴?

 23日、ペルナンブッコ州カルアル市のジュイス・プラーシド・デ・ソウザ刑務所で暴動が起き、6人の死者と11人の負傷者が出たことが24日の午後、同州更生局(Seres)の局長代行により確認された。
 刑務所職員組合のジョアン・カルヴァーリョ組合長は24日、1922人を収容する同刑務所の警備の「もろさ」を警告した。
 暴動の際、囚人の放火により刑務所の内、少なくとも2棟が燃えた。死者や負傷者の身元は発表されていないが、死者は全員、収監者たちだったという。州更生局のペドロ・エウリコ局長は23日夜、「囚人の一部が別の刑務所に移されたことで、囚人たちの間で不満が募っていたことが原因だった可能性がある」と地域ラジオの取材に答えた。
 一方、カルヴァーリョ氏は、同刑務所の収容人数は800人なのに、実際には1922人も習慣されており、超過密状態だったとした上で、「事件発生時は約2000人の囚人に対し、刑務所職員が6~7人しかおらず、とても不十分な状態だった。所内では派閥争いも起きており、もっと深刻な事態が起きる可能性がある」と語った。
 カルヴァーリョ氏によると、所内の監視カメラに死者が断頭される様子が録画されていたというが、Seresはその事実を確認していない。また、暴動は、更生局傘下の治安維持作戦班と市警、軍警が鎮圧した。
 セアラー州では今年5月、フォルタレーザ市やその近隣にある刑務所で暴動が相次ぎ、18人が死亡した。この時は治安維持部隊(フォルサ・ナショナル)が介入して暴動を鎮圧したが、リオ五輪の警備強化のため、治安維持部隊がリオ州に派遣されたことで、刑務所内での暴動が再び増える傾向にあると見る向きもある。1カ月ほど前には、刑務所内でフェスタを催す様子も報じられている。(25日付エスタード紙より)

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