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「平和は可能だ」慈善ショー=響ファミリーと優美&喜楽ら

響ファミリーの公演の様子

響ファミリーの公演の様子

 昨年8月にも大盛況の公演を行なった、コロニア出身で日本で活躍する大衆演劇団「響ファミリー」(響彬斗座長)と若手日本舞踊団「優美」&「喜楽」に加え、今回は訪日演奏経験のあるブラジル人有名バンド「オス・インクリーヴェイス」が合同で、サンパウロ市の文協大講堂で慈善ショー「平和は可能だ」を開催する。
 8月6日(土)は午後8時半から、翌7日(日)は午前11時、午後6時からの計3回。入場料は前部席が150レアル、後部席と二階席が100レアル。サンタクルス病院、日伯青年会議所、ブラジル青年会議所が共催する「平和は可能だ」キャンペーンの一環。
 来社した日伯青年会議所の間部純ラファエル元会頭は、「多民族共存、調和、統合を表現するためにブラジル人バンドとの競演を企画した。きっと素晴らしい公演になるはず」と呼びかけた。
 2時間半ほどのショーのうち、1時間半ぐらいは響ファミリーと「優美」&「気楽」が、後半はブラジル人バンドが中心となり、最後は一緒に締めくくる構成。
 響一真(かずま)さんも「『まぶたの母』の踊りや連獅子、太鼓ショーなど慈善ショーに恥じない演目を披露します。ぜひ見に来て下さい」と語った。

サンタクルス病院理事の佐藤マリオさん、響一真さん、間部純さん

サンタクルス病院理事の佐藤マリオさん、響一真さん、間部純さん

 同バンドは1970年頃に訪日演奏旅行を3カ月間もした、伝統あるグループサウンズのバンド。「心の虹」や「ラブ・ユー・トーキョ」などの日本語曲もあり、今回のために「Paz e Possivel」という新曲を作って披露する。
 利益の一部は、サンタクルス病院、憩の園、こどものその、希望の家、被爆者協会、カフー財団など福祉・医療団体に寄付される。
 入場券は文協(マサミ、11・3208・1755)、サンタクルス病院(5080・2352)、レストラン喜怒哀楽(3207・8569/99219・8364)などで発売中。