7月29日以降、北大河州では犯罪組織によるバス襲撃事件などが相次ぎ、テメル大統領代行が陸・海軍の兵士1200人の派遣を決めたと1日付伯字紙が報じた。
同州での破壊行為は刑務所で携帯電話が使えないように措置を講じた事が原因で始まった。2日までに記録されたバスや乗用車、公共の建物や商店を襲う事件は、27市、80件を超えた。
破壊行為を恐れたバスは夜間運行を停止。学校も早めに終了など、市民生活が脅かされたため、ロビンソン・ファリアス同州知事が軍派遣を要請。テメル氏が陸軍兵1千人と海軍射撃兵200人の派遣を決めた。
犯罪集団による破壊行為は1日も繰り返され、2日のバス運行は夜9時半で停止されるが、軍兵士らの到着を受け、バス会社組合が2日、3日以降は通常運行に戻ると発表した。
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