ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | レゴでリオの風景を展示=デンマークとリオ市の協賛
海上から望んだリオの町(五輪のマスコットらも共に、Tânia Rêgo/Agência Brasil)
海上から望んだリオの町(五輪のマスコットらも共に、Tânia Rêgo/Agência Brasil)

レゴでリオの風景を展示=デンマークとリオ市の協賛

 リオデジャネイロ市海岸部のプラッサ・キンゼに、新しい観光名所が出来た。子供から大人までが大好きな玩具のレゴで、同市の観光スポット25カ所を立体的に描き出した、いわゆる箱庭(マケッチ)だ。
 デンマークとリオ市役所の共催で作られた箱庭は、LEGO社から寄贈された94万7千個のレゴを使って組み立てられている。全体の大きさは5×6メートルで、レゴがはめられた部分の面積もおよそ20平方メートルに及ぶ。
 レゴで表現された名所は、コルコバードのキリスト像やポン・デ・アルーカル、コパカバーナ・パレス・ホテル、ロドゴリゴ・デ・フレイタス、エンジェニョン・スタジアム、マドゥエイラ公園など。
 インターネットなどで得た資料を基にレゴの専門家3人が企画した箱庭はラ米一で、組み立て作業には約50人が参加。あまりにも大きいため、デンマークとチェコ、アメリカで組み立てられた箱庭は、リオデジャネイロ搬入後もレゴの愛好家達の手を借り、最後の仕上げが行われた。
 この箱庭は五輪期間中に開催される文化イベント「ボウレヴァルド・オリンピコ」の一部として、5日~21日に一般公開される。
 五輪期間中の一般公開は、70人ずつが15分かけて楽しむという形で行われる。14歳以下の場合は、大人が同伴する事が求められる。
 五輪期間後はリオ市文化局に寄贈され、ガーヴェアにある市立博物館に展示される事になっている。(7月30日付LUGブラジル、8月1日付G1サイト、連邦政府のリオ五輪向けサイト、フォーリャ紙サイト、フォトス・プブリカスなど)