「福博25青年会」の創立者の一人として理想郷建設に貢献し、老人クラブ連合会(現・熟年クラブ連合会)で副会長を務めた杉本正さんが先月30日午後5時頃、サンパウロ市内の自宅で老衰のため亡くなった。享年99。
スザノ市内サンセバスチャン墓地にて、葬儀・火葬、初七日が行われた。本日午後8時よりサンパウロ市のサンジュダス教会でミサを行なう。四十九日法要については未定。
1917年に北海道で生まれ、31年に一家で渡伯。ノロエステ線カフェランジアを経て、同年11月にスザノ市福博村へ入植。25青年会員の一人として活動した。
芋生産で農業一筋に働き、その生産向上への功績が認められ、山本喜誉司賞を受賞。引退後は、老ク連で副会長を務めたほか、近年は相談役として活動を続け、昨年は功労賞を授与された。
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