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外国人の盗難被害続く=今度はフィリピン人2人

 リオ市西部のレクレイオ地区で、フィリピン人のジャーナリスト2人が盗難被害に遭い、警察に届け出た。
 届けが出されたのは5日だが、事件そのものは3日と4日に、ジャーナリスト達が泊まっている施設で起きたと言う。
 被害者2人は計1500ドルを所持していたが、犯人は各々の財布から300ドルと500ドルを抜き取ったという。
 被害者の一人は、現金が足りないのに気づいた時、自分の記憶違いかと思ったが、別の記者も一部だけを抜かれたらしいと知って、警察に届け出る事にしたという。
 「全部盗まなかったのは、少しだけならきづかれないと思ったからだろう。でも、僕はいつもいくら財布に入っているか確認しているし、昼間はいつも財布を持ち歩いている。仲間も同じような被害に遭ったと聞いて、やっぱり盗まれたと確信したんだ」という。
 五輪期間中にリオデジャネイロ市を訪れる外国人は100万人以上と見られており、海岸などにも外国人の姿が溢れているが、日本のヨットチームのメンバーが競技で使う器材を積んだトレイラーの鍵を壊され、中身を盗まれたとか、観光客が何人かに囲まれて現金や所持品をひったくられたといった報道が聞こえてくる。
 自転車競技の選手が練習中に車に接触された事件もあるが、ポケモンGOが配信された事で、携帯電話片手にポケモンを捜し歩く人が増えた事もあり、ケガや盗難の可能性が一段と増しているので、くれぐれも用心を。(5日付G1サイトなどより)