5日にいよいよリオ五輪が開幕した。ブラジル国民としては、五輪の運営状況ももちろんだが、自国選手の活躍も気になるところだ。
今大会のブラジル人選手の活躍については様々なメディアで言及されているが、イギリスの放送局BBCの専門サイトが先月末にブラジル人選手がメダルを獲得するチャンスについて、次のように予想している。
それによると、金メダルへの期待が最も高いのは、前回ロンドンでも金を獲得した男子体操・吊り輪のアルトゥール・ザネッティや、近年は常にメダルを獲得している女子ビーチバレー(今大会はバルバラ/アガタ)、現在2連覇中の女子バレー、そして柔道で前回金の女子48キロ級のサラ・メネゼス、78キロ級のマイラ・アギアル、57キロ級のラファエラ・シウヴァあたりだろうと見ている。
また、その他のメダル候補として、ビーチバレー男子のアリソン/ブルーノ、バレー男子、サッカー男子もあがっている。サッカーに関しては「ブラジルは五輪に勝てない」とのこれまでのジンクスも紹介しつつも、ネイマールを中心とした今回のチームはかなり強力だと言及している。
他には女子体操の16歳フラヴィア・サライヴァにもメダルのチャンスがあるとしている。また女子ハンドボールに関しても、優勝候補筆頭のノルウェーを破れば勝機はあるとしている。
また、「ブラジルきっての五輪男」との異名をとる、96年のアトランタ大会から5大会連続でメダル獲得を続けているセーリングのロベルト・シェイトも、メダル候補に名前があがっている。
水泳は、短水距離のエースだった北京五輪金メダリストのセーザル・シエロが選考から落ちたのが悔やまれているが、1万メートルのアラン・ド・カルモ、アナ・マルセラ・クーニャの男女スイマーに期待が寄せられている。
また、ブルーノ・ソアレスとマルセロ・メロの男子テニス・ダブルスも期待のひとつだ。
そのほか、前回大会銅メダリストで旗手もつとめる女子近代五種のイアネ・マルケス、男子ボクシングのライト級のロブソン・コンセイソン、カヌーのイザキアス・ケイロスもメダル候補とされている。(7月27日付グローボエスポルテより)
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