【既報関連】17日に大サンパウロ市圏サントアンドレで起きた現金輸送会社「プロテジェ」襲撃事件の容疑者逮捕は、スザノ市での現金輸送車襲撃事件の捜査の実と19日付伯字紙が報じた。17日の事件では9人が逮捕され、小銃25丁、防弾車を含む車8台、銃弾2500発が押収された。
警察はプロテジェ襲撃を、7月に起きた現金輸送車襲撃事件後に追跡していた麻薬密売者の電話の盗聴で突き止めた。
麻薬捜査課は17日、麻薬密売者がスザノ市の金属工場に集まる事を突き止めて急行。そこでイタペセリカ・ダ・セーラの農園でも集まる事がわかり、同農園で容疑者1人と武器類を差し押さえた後、現場に待機し、計7人を取り押さえた。他の2人は組織犯罪捜査課がサンパウロ市南部ジャルジン・サンルイスで逮捕した。
サンパウロ市東部の武器庫発見のきっかけは、押収した車にあった水道代の請求書だ。警察はイスラエルの会社製の弾薬入手ルートなどを捜査中だ。
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