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一家4人を遺体で発見=リオのコンドミニアムで

 リオ市バーラ・ダ・チジュカのコンドミニアムで29日朝、一家4人が遺体で発見されたと同日付G1サイトが報じた。
 死亡したのは、ナボール・コウチーニョ・オリヴェイラ・ジュニオル氏(43)、ライス・コウリ氏(48)、エンリケ君(10)、アルトゥール君(7)の4人だ。
 消防は6時40分頃に通報を受けて駆けつけたが、プール脇で発見されたナボール氏と子供達は死亡していた。また、アパートではライス氏が首を切られて死んでいた。
 警察によると、窓の防護網は切り裂かれ、「全てをすぐに終わらせ、皆が苦しむのを避ける方が良い」などと書かれた、ナボール氏による遺書らしき手紙も見つかった。警察は同氏が妻を殺害、子供達も生きたまま投げ落とした上で投身自殺を図ったと見ている。第3者の犯行の可能性も捨て切ってはいない。
 コンドミニアムで働く家政婦は6時20分頃、変な物音を聞き、「何かと思って外を見たらプール脇に体が見えた」という。ナボール一家はいつも穏やかな雰囲気で、住民達も驚いている。