A.C.カマルゴ癌センターが、青少年に喫煙による健康被害を警告するための新しいキャンペーンを始めた。新キャンペーンでは、喫煙がどれほどおどろおどろしたものかを示すために、皿洗い用のスポンジや靴の中敷きを噛んだり、スケートボードのタイヤを舐めたりする場合と比較するという、衝撃的な方法を取り入れた。
同センターで外部団体との交渉を担当するジョゼ・マルセロ・アマトゥジ・デ・オリヴェイラ氏は、今回のキャンペーンでは、健康への害は煙草ほどではないが、通常なら誰もやりそうもない事との対比を行う事で「煙草を常識的な繋がりから全く切り離されたものとして提示する」方策をとり、喫煙による害やおぞましさを訴えるという。
このキャンペーンに協力する広告会社J・ウォルター・トンプソンでクリエイティブ・ディレクターを務めるルシアナ・カルドーゾ氏は、「これらの動画は、青少年が喫煙を始める前に喫煙がどれほど大きな害を与えるものかに気づかせて、彼らが喫煙しようとするのを止めるのが目的で作られた」という。
4本のビデオは、8月29日のブラジル国内喫煙反対デーに合わせて制作され、インスタグラムやフェイスブックのようなデジタルチャンネルで放送された。
また、サンパウロ市内の学校では、以下のメッセージと共に講演や、ポスター配布などが行われる予定だ。
「なぜあなたは喫煙の代わりにスポンジを噛まないのですか? スポンジには、鶏肉のカスや期限切れの油、いくつかの細菌などが付着していますよね。じゃ、煙草について来る物はなんだと思いますか? 殺虫剤の成分や、排気煙、4千以上の毒素とかですよ。喫煙は止めましょう。スポンジを噛むことも」
4本のCMは以下のサイトからも視聴できる。
スポンジ(https://www.youtube.com/watch?v=FoP_jPQq1q0 )
靴の中敷(https://www.youtube.com/watch?v=h4sxhDLU7dg )
スケートボードのタイヤ(https://www.youtube.com/watch?v=lMFOMSNM-Qk )
イヤフォン(https://www.youtube.com/watch?v=SKNSeJhUFvE )
(8月31日付G1サイトより)