資金不足が心配されていたリオ・パラリンピックに、スポンサー契約をと希望する企業が続いて出始め、リオ五輪組織委員会はこの週末、新規4社と契約交渉を行った。チケット売り上げも2週間前の12%から急伸している。5日付エスタード紙が報じた。
リオ五輪組織委員会によると、2大会のスポンサーは別々に募集されている。パラリンピックのスポンサー枠は五輪より格安だが、五輪の主要スポンサー30社の内7社はパラリンピックのスポンサーには登録していなかったが、Skolが支援継続を決定。ペトロブラス社、ロテリアス・カイシャも新規登録した。
前回のパラリンピックのスポンサー管理も担当したパラリンピック組織委員会マーケティング部長のアレックス・シェーファー氏は、今回のパラリンピックのスポンサーには自社のロゴなどを露出する機会を認めるなど有利な条件を付けたという。五輪では禁止されていたが、パラリンピックの試合会場では自社ロゴの掲載が可能になる。パラリンピックの会衆は若者中心である事もスポンサーには魅力だ。
オリンピック、パラリンピックの主要スポンサーであるブラデスコ社が制作し、Youtubeに上げたパラリンピック100m走のガブリエル・ネリス選手の動画は3600万回以上の再生回数を記録した。