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 「ウチナーンチュの心」を次代に伝えるための日ポ両語の同人誌『群星』第2巻が、ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら塾長)により7月に発刊された。9月20日にその合評会が予定されていたが、大事な有志、高安宏治さんが入院・手術中ということもあり、延期になった。高安さんは、本紙6面の連載小説欄でも自分史『ボリビア開拓地での少年時代』を掲載した。宮城さんによれば「合評会がいつになるか分からない」とのこと。関係者は、高安さんの早期回復を切なる想いで祈っている。
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 岩手県人会の会報193号が今月初めに刊行された。7月の日本祭りでは、三陸わかめそばやマンジョッカ使用のコロッケなどがほぼ売り切れたと報告。時機を得た話題では、リオ五輪のジャパンハウスを県連バスツアーで訪れた話も。母県から来伯した鬼剣舞の一団と交流した様子が綴られている。なお映像は、ユーチューブで「Oni-kenbai Rio 2016」と検索すれば見られるとのこと。
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 大相撲秋場所が11日に開幕。小結の魁聖は初日に横綱の日馬富士、続いて大関の照ノ富士に敗れ連敗スタートとなった。ブラジル出身者では最高位の関脇として臨んだ先場所は、二つの不戦勝を含む7勝8敗で降格は免れなかったが、なんとか三役にはとどまった。今場所は、開幕から勝負どころを迎えている。