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南伯で大風と雨の被害=五輪公園は36度の猛暑

 ウルグアイ沖でサイクロンが発生し、南大河州(RS)やサンタカタリーナ州(SC)、パラナ州(PR)では13日未明から強い雨や風の被害が出ていると同日付G1サイトなどが報じた。
 最初に被害が出始めたのは、12日夕刻から強風が観測されていたRSで、ポルト・アレグレを含む広い地域で洪水、倒木、停電などが起きた。イベント会場の設備倒壊などの報告もあるが、死傷者は出ていない。
 SC西部では時速140キロを超える風が観測され、ノヴァ・エレシン市で市立保育所のガラス2枚が割れた他、ポンテ・セラーダにあるサッカーのスタジアムでは観客席の屋根が壊れたりしたという。
 時速100キロを超える風が観測されたのはRSの海岸部やSCの山間部とされているが、その他の地域でも80キロを超える風が吹いた所が相当数ある。PRでも、13日朝の時点で、時速60~70キロの風が観測されている。
 南伯では14日も強い風や雨が続く可能性があり、注意を要する。サンパウロ州でも、14日は雨や風が観測される見込みだ。
 南東伯では13日は強い日差しに見舞われ、朝から気温が上昇した所も多く、リオの五輪公園では、午前10時に36度を記録。リオ市での好天は14日も続く見込みで、最高気温は34度に達するが、15日以降は雨との予想が出ている。