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7月の小売5・3%縮小=01年以降最大の下げ幅

 地理統計院(IBGE)が13日、7月の小売は前月比0・3%、昨年同月比で5・3%縮小と発表したと同日付G1サイトなどが報じた。
 5・3%減というのはIBGEが同種の統計を始めた01年以降、最大の下げ幅だ。今年の累計は6・7%、1年間の累計は6・8%減だった。
 調査8部門中、小売が縮小したのは、衣類・靴5・9%、書籍・新聞・雑誌・文具1・2%、家具や家庭電化製品1%、燃料・潤滑油、スーパー・食品・飲料・煙草各0・3%、その他の個人・家庭用品0・9%の6部門だ。ハイパーマーケットやスーパーマーケットは物価高や所得変動の影響を受け易く、正規雇用の減少は分割払いが必要な高額商品の売れ行き減少を招く。燃料・潤滑油とハイパー並びにスーパーの売り上げは小売全体の60%を占めており、影響は大きい。
 売り上げが伸びたのは事務・情報処理・通信用品と医療関連品・化粧品で、5・9%と0・7%拡大した。
 通常の小売統計に含めない自動車や自動車用部品・バイクの販売は0・3%、建設資材類の販売も2・5%縮小した。
 前月比での小売は、マット・グロッソ州の3・5%からミナス州の0・1%まで、16州で縮小。ロライマやアマゾナスなどの9州では最大4・0%売り上げが伸びた。昨年同月比の小売は、3・2%増のロライマ以外は皆、縮小した。