リオで開催中のパラリンピックは、15日午後5時現在で獲得したメダル数が金10、銀24、銅15の計49個となり、これまでで最高だった北京大会の47個を上回ったが、メダルランキングは落ちたと同日付伯字紙やサイトが報じた。
14日は陸上女子(視覚障害の部)の400メートルリレーと、水泳男子の50メートル自由形(視覚障害の部)のカルロス・フェレンベルグ、水泳男子(身体障害の部)の400メートル自由形リレーで各々銀メダル、陸上女子(脳性まひの部)の400メートルでヴェロニカ・イポリトと自転車の男子タイムトライアルでラウロ・セーザル・クラマンが銅メダルを獲得した。
15日にはカヌーのKL3でカイオ・リベイロ・デ・カルヴァーリョが銅メダルを獲得した。
自転車の男子タイムトライアルはブラジル初、陸上女子の400メートルリレーと13日に銅メダルを獲得した卓球女子のブルーナ・コスタ・アレッサンドラは女子初のメダル獲得で、メダル総数も北京大会を上回るなど、ブラジル勢の健闘は確かだが、金メダルの数が伸び悩んでいるため、15日午後5時現在のメダルランキングはドイツとオーストラリアに抜かれ、5位から7位に低下した。