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来場15万人、500社が出店=南米最大の美容市華やかに

開会を祝い、テープカットする来賓(Foto: Luci Judice Yijima)

開会を祝い、テープカットする来賓(Foto: Luci Judice Yijima)

 南米最大規模の国際美容化粧品市『第12回ビューティー・フェア』が10~13日、サンパウロ市のエキスポ・センター・ノルテで開かれた。広大な会場内に約500の店舗が出店。化粧品、ヘアケア、マニキュアなどの最新用品を目当てに、3日間で約15万人の美容関係者らが来場した。
 10日午前には開会式が行われ、美容衛生商業協会(ANABEL)で会長を務めるウィリアム・ウー下院議員、飯星ワルテル下議補、羽藤ジョージサンパウロ州議、中前隆博在聖総領事、呉屋春美文協会長らが来賓として出席し、祝辞を述べた。
 主催する池崎商会の池崎博文社長も登壇。「今の政治、経済の状況は商業界にとっては厳しい。しかし力を合わせれば美容業界は成長できる」と挨拶し、熱意を語った。最後にくす玉を割り、鏡開きで開会を祝福。来賓が日本酒で乾杯し、賑やかに開会式が終了した。
 知人と訪れたマライ・シルバさん(30、ジアデマ)は、「インターネットでイベントを知った。商品が沢山あるので、ゆっくり見て良いものを買って帰りたい」と、楽しそうに語っていた。