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サンパウロ市議選=小林ヴィットル氏が出馬表明=「コロニアに最善を尽くす」

出馬に意気込みを見せる小林候補者

出馬に意気込みを見せる小林候補者2

 10月に行われる統一選挙に向けて、日系候補者が乱立する中、PSD(社会民主党)からサンパウロ市議選へ立候補を表明している、小林ヴィットル候補(41、三世)=候補者番号55100=が9日に来社し意気込みを語った。
 ヴィットル氏は故小林パウロ連邦下議の息子で、11年には補欠市議から繰り上がりで就任した。05年に設立した非営利団体『インスティトゥート・パウロ・コバヤシ』では、日系団体と連携を持ちながら、サンパウロ州各地で重点的に社会福祉活動を展開。その受益人口は35万人にも及ぶ。
 ヴィットル氏は「日系社会を代表して出馬する。コミュニティーのために最善を尽くしたい。ブラジルの将来のためには、教育や文化、スポーツ振興を通じた人間作りが必要だ」と語った。
 キャッチフレーズは『サンパウロをより良い町にする』。日系社会を基盤として、広く市民生活の向上に貢献していく意向だ。