ブラジル日系キリスト教連盟(湯浅敬理事長)主催で、ブラジル全国をツアー中のソプラノ歌手、工藤篤子さんとピアニストの宮島紀子さんが、21日に来社した。
2回目となる今回のブラジル公演では、北は首都ブラジリアから南はポルト・アレグレまで全国の教会を巡ってきた。マリリアでは地元テレビ局の宣伝もあり、市営劇場での公演が400人を超える大盛況となったという。
沖縄県系人を中心に、日系人が約1割を占めるカンポ・グランデでは、現地の日系伝道師の活動に感化され、ホーリネス教会が設立。現在では全伯各地へ牧師を派遣する拠点となっているといい、工藤さんは「よき伝道の旅になった」と振り返る。
地中海ソプラノ歌手の第一人者として、光と陰のある柔らかな歌声で知られる。過去には、スペイン王宮からも招かれ公演を行なった経験も。1日の文協大講堂での公演を中心に、3日までサンパウロ州各地を巡る予定。「真の神様を伝えていきたい」と意気込みを見せた。
▼24日午後3時=ソロカバ市文化促進会館 ▼25日午後2時=カンピーナス市議会 ▼28日午後7時=サン・ジョゼ・ドス・カンポス市ホーリネス教会 ▼10月1日午後3時=サンパウロ市文協 ▼3日午前9時=サンパウロ市リベルダーデ・ホーリネス教会