早いもので、全国市長選も明日2日が投票日となってしまった。今年の地方選は例年と違い、リオ五輪があったり、ジウマ前大統領やエドゥアルド・クーニャ前下院議長の罷免があったり、現在もラヴァ・ジャット作戦が進行していたりと、選挙以上に話題になりやすいことが立て続けて起きたために、キャンペーン期間が通常よりかなり短めに感じられたのではないだろうか。そんなこともあり、誰に投票するかをゆっくり考える時間さえ持てないままの人が多いかもしれない。判断基準となるのは、この4年間の市政とここ数年の社会と国政をどう受け止めるかではないだろうか。その意味では、全国的に結果が気になるところ。
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2日が地方選の投票日ということもあり、(毎回そうなっているが)当日は日曜日なのに、サッカーの全国選手権の試合は開催されない。今回は8試合が今日土曜日に行われ、月曜日にも2試合が行われる。また、サッカー以外の催し物も通常の週末よりはだいぶ少ないため、行楽的には退屈に感じる人も少なくないかもしれない。ただ、そういうときだからこそ、これからのブラジルについて静かに考えてみるのもいいかもしれない。
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最近は以前に比べて報じられる機会が減っているが、大サンパウロ都市圏では9月の月間降水量はどの水系も平均を下回る低調ぶりだった。ただ、今年の秋~冬は、5~6月の大雨の影響もあり、カンタレイラ水系の水位も半年前の3月末のレベルよりむしろ上がっている。選挙が終わった翌日から数日間は曇りや雨との予報だが、誰にとっての涙雨となるか。
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