松柏学園・大志万学院は、日ポ英西4カ国語による『第6回スピーチ・コンテスト』を来月8日、同校内大講堂(Rua Ferdinando Galiani, 80, Vila Mariana)で行う。
同イベントは、自分の意見を人前で堂々と発表する経験を得るため。全校生徒に参加が義務付けられ、予選を勝ち抜いた54人が、自身が選んだテーマをいずれかの言語で発表する。
ポ語で十代の妊娠についてスピーチを行う大沼タルシラさん(14、三世)は、出場初年は息もできないほど緊張したというが、「毎年の選考で鍛えられるうちに、舞台の上で堂々と話せるまでに成長した」と、同校で日語教師を務める渡辺美ラウラさんも成長を喜ぶ。
学年別に入賞者が選ばれ、総合優勝者には旅行などの特典が準備される。来社した渡辺教諭、ダニエラ・モンテネグロ教諭は、「スピーチを通じて、生徒らが成長していく様子をぜひ見てほしい」として来場を呼びかけている。
午前8時から正午まで。問合せは同学院(11・5908・0019)まで。