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筝曲宮城会が演奏会=小倉名誉会長の追悼も

深田さん、長瀬会長、矢崎さん、杉尾さん

深田さん、長瀬会長、矢崎さん、杉尾さん

 ブラジル筝曲宮城会(長瀬令子会長)が『第27回筝曲演奏会』を、10月16日午後2時から文協ビル小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。入場無料、ブラジル邦楽協会が後援。
 10曲が披露され、琴のほか三弦や尺八が参加する曲もある。昨年10月に逝去した小倉祐子名誉会長の一周忌追悼として、最後には「若水琴」(宮城道雄作曲)を会員全員で演奏する。
 案内のため長瀬会長、深田久子さんらが来社した。「小倉先生の一周忌追悼会とあって、久しぶりに参加する方や新しい方もいる」と稽古の様子を伝え、来場を呼びかけた。
 問い合わせは長瀬会長(11・3289・3303)、沼倉ドウラドスさん(11・99910・6011)まで。


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 宮城会の筝曲演奏会で、名誉会長追悼のため披露される「若水琴」は新年のお祝いのための曲だ。なぜこの曲が選ばれたかというと、「悲しいこともあったけれど、また皆で新しく頑張りましょうという気持ちを込めて選びました」と長瀬令子会長。同じく演奏会の曲目に含まれる「春の夜」は悲恋の曲だそうだ。別れを惜しみつつ再出発する、宮城会の演奏会に出かけてみては。