サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)は先月22日昼、本部会議室で定例役員会を行ない援協の財務、各施設の状況について報告した。
冒頭で挨拶した菊地会長は、ブラデスコ銀行の重役との会議や、公益福祉法人(CEBRAS)更新について触れ、「一流の設備を持ち、安定した運営で信頼されている証拠。SUS病院をさらにやっていき、困難な課題を解決しながら進みたい」と意気込みを見せた。
会合では、先月4日に始まったスザノ・イペランジアホームの建設状況が報告され、援助を得た日本国際協力財団の神内良一理事長へ感謝状を届けに菊地会長が訪日する予定が明かされた。
9月の総収入は約288万レ、総支出は327万レで、約39万レの赤字が計上された。また、9月の退会者数は82人、新規入会が8人で、会員数は8227人となった。
なお22日には、総会と評議員会を予定する。3期務めた菊地会長の退任が決まっており、会長以下の新役員が選出されるほか、事業計画案や予算案が採択される。
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