2018年のロシアW杯出場権を争う南米予選の第9節ブラジル対ボリビア戦が6日、リオ・グランデ・ド・ノルチ州都のナタールで行われ、ブラジルが5―0で勝利した。
この試合で開始早々の前半10分に先制点を挙げたエースのネイマール(24)は、公式戦通算300得点を記録。これは歴代単独4位となるフル代表通算49得点の達成でもあった。
300得点の内訳はサントスFCでの138得点、FCバルセロナでの95得点、17歳以下や、20歳以下などの世代別代表を含むブラジル代表として67得点だ。
フル代表としての得点は、この試合の前までが48点で、ジーコと並び通算4位タイだった。それが、今回49点とした事で単独4位になり、ネイマールの前には、55点の3位ロマーリオ、62点の2位ロナウド、77点の1位ペレがいるのみとなった。
成績不振でドゥンガが解任された後を引き継いだチッチ監督は、これで3連勝。負傷者や出場停止、戦術的理由などにより、前節から先発を4人入れ替えて臨んだブラジル代表は、試合開始からボリビアを圧倒した。
ネイマールの他にもコウチーニョ、フェリペ・ルイス、期待の19歳ガブリエル・ジェズースが次々と得点し、前半だけで4―0と、勝負を決めた。
チッチ就任前は全10チーム中6位で、予選落ちの危機に瀕していたブラジルは勝ち点18とし、1位ウルグアイ(19)に次ぐ単独2位となった。
予選全18試合の折り返しとなる次節は11日、敵地での最下位ベネズエラ戦だ。ボリビア戦で警告を受けたネイマールは累積警告による出場停止処分で欠場する。
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