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リオで国際ハーフマラソン開催=ブラジル勢がアベック優勝

リオ五輪・パラリンピックでの余韻も冷めないままのリオで20回目となる国際ハーフマラソン大会が開催された。(Sergio Shibuya/MBraga Comunicacao)

リオ五輪・パラリンピックでの余韻も冷めないままのリオで20回目となる国際ハーフマラソン大会が開催された。(Sergio Shibuya/MBraga Comunicacao)

 リオデジャネイロで16日、第20回国際ハーフマラソン大会が開催され、マラソン愛好家、競技者を含む2万人が参加した。
 今回のハーフマラソンでは、2008年以来8年ぶりに、男女共にブラジル人選手が優勝した。
 男子の部ではブラジル人ジオヴァニ・ドス・サントスが1時間4分54秒のタイムで、ケニアのジョゼフ・アペルモリを抑えて優勝、3位にもブラジル人のジウマル・シウヴェストリが入った。
 優勝したジオヴァニ・ドス・サントスは、昨年大会では2位に留まっており、雪辱を期した今年は作戦を変更して挑んだ。「今年は15キロ地点まではケニア人選手の様子を伺い、最終6キロでスパートすることにした。これが上手くいったよ。暑さはあったけれど、スタミナも温存できたから、最後も力が切れなかった」とレースを振り返った。
 女子の部は、同じブラジル人のジョジアーニ・カルドーゾ・ダ・シルヴァが1時間17分56秒のタイムで優勝した。2位はブラジル人のバウジレニ・ドス・サントス・シルヴァで、3位にはケニア人のリー・ジェロティックが入った。
 ジョジアーニ・カルドーゾ・ダ・シルヴァは、「対戦相手を貶める気はないけれど、私個人としては暑さは気にならなかった。スタート時には凄く暑くなっていたから、ペース配分に気をつけなければと分かっていたわ」と語り、暑さはレースの大勢に影響しなかったとした。
 なお、同大会には車椅子の部もあり、優勝したカルロス・ピエリ・シウヴァ・デ・ジェズス(53分28秒)はじめ、エイトール・マリアノ・ドス・サントス、ウェリントン・アドリアノ・デ・ソウザ・ジュニオルのブラジル人選手が表彰台を独占した。(16日付ガゼッタエスポルチヴァ電子版より)