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サンパウロ=ウニベルサル教会で交通事故=自動車暴走で2人が死亡

 16日、ウニベルサル教会の大聖堂として知られるサンパウロ市のサロモン(ソロモン)大聖堂の敷地内で、暴走した自動車が信者2人を轢き殺す事件が起こった。17日付現地紙が報じている。
 この事件は、16日午後、サンパウロ市セントロのブラス区にある同聖堂敷地内の駐車場で起こった。
 50歳前後の女性の車が突如暴走しはじめ、制御できないまま、同聖堂に入ろうとしていた信者たちの列に突っ込んだ。
 この衝撃で、イラシ・ダ・シウヴァ・ファブリさん(48)とロジメイレ・ロドリゲス・グンテルさん(39)の2人の女性が死亡。さらに63歳の女性や7歳の少女ら4人が負傷し、東部ヴィラ・アウピナの病院に運ばれた。
 警察の調べによると、この車はオートマ車で、レバーが利かなくなった後に勝手に加速し始めたという。事故車は以前にも勝手に加速し始めたことがあり、販売店で点検してもらったが、特に異常が検出されず、何が原因なのか、わからないままだったという。
 警察は運転手に対するアルコール検査も行ったが、酒類を飲んだ痕跡は見られなかったという。