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サンパウロ州=「首絞めゲーム」で少年急死=我慢比べのつもりが命取り

 サンパウロ州サンヴィセンテで、13歳の少年がネットで友人と「何秒息が止められるか」という我慢比べのゲームを実践した結果、誤って死亡する事故が発生したと17、18日付伯字紙、サイトが報じた。
 事故が起きたのは15日で、亡くなったのはグスターヴォ・リヴィエイロス・デッテル君だ。
 警察の調べによるとグスターヴォ君はこの日、父親の部屋でコンピューターを開き、数人の友人とカメラを通じて話していたという。
 そのうち彼らは「誰が一番、首を絞められた状態で我慢できるか」というゲームをはじめた。最初はふざけあっていただけだったという。
 だが、その途中、グスターヴォ君がカメラの画面上から消えたことに気がついた友人が心配し、グスターヴォ君の家に来ていたいとこに電話をかけ、そのいとこが、グスターヴォ君がボクシングのサンドバックを吊るす縄で首を絞めて斃れているのを発見した。親族はすぐに同君を甦生し、病院に連れて行ったが、16日の朝に死亡した。
 遺族らは、グスターヴォ君が友人たちと既に何度かこのゲームで遊んでいたことを携帯電話のメッセージで確認している。同種の事件は世界中で起きており、関係者の間で懸念が広がっている。