自動車を運転中に携帯電話を使うなどの道路交通法違反に対する罰金額が、11月1日より大幅に値上がりすると20日付G1サイトが報じている。
新しい罰金額は違反の悪質性によって異なる。「横断歩道や歩道上での停車、禁止された時間帯や場所でのクラクションの使用」などの、軽度の違反に対する罰金は、53・20レアルから88・38レアルに66%引き上げられる。
また、ナンバープレートの番号による乗り入れ規制(ロジ―ジオ)などの「禁止された時間帯や場所での走行」や「片手運転」「照明の不備」などの中度の違反への罰金は、85・13レアルから130・16レアルとなる。
さらに「歩道や自転車道での駐車」や「方向指示を出さすに曲がる」、減ったタイヤなど「不整備状態での走行」などの重度の違反だと、127・69レアルから195・23レアルになる。
そして、「運転席で携帯電話をかける」「身体障害者や高齢者用の駐車スペースへの駐車」「無免許運転」「スピード競争」「高速道での無理な追い越し」「アルコール検査拒否」などの最重度の場合も、191・54レアルから293・4レアルとなる。
また、一般道での自動車レースや高速道での追い越し運転などを行った場合の最大罰金額は10倍の2934・70レアルまで上がる。こうした違反を1年以内に繰り返した場合は、さらに2倍の5869・40レアルとなる。
また、19日からは、高速道路での昼間の点灯を怠った場合の罰金の徴収が再開された。
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