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捕り物劇の度にTVに映っていた日系警官は何者?=ニュートン・イシイ氏減刑に

 政界汚職事件捜査、ラヴァ・ジャット(LJ)事件の特捜の度に、逮捕、拘束された政治家や企業家の連行役を務め、再三そのシーンがTVに流れたために、〃連警の日本人〃のあだ名で呼ばれるほど有名になった日系人警官のニュートン・イシイ氏。同氏は密輸幇助で有罪判決を受けたが、刑務所の空きが足りず、足首に位置を知らせる装置をつけ、半自宅軟禁状態で服役していた。
 半自宅軟禁とは、平日の午後11時から翌朝5時まで必ず自宅にいる事と、週末の外出を禁じられる刑で、平日の外出勤務は認められている。
 イシイ氏は半自宅軟禁刑服役中も、足首に探知装置をつけて、連警としての職務を行っていた。
 イシイ氏はこの度、服役中の労働3日毎に1日の刑期短縮という仕組みに基づいた減刑により、足首の装置を外す事が許された。
 イシイ氏は有名になった事で、悪人をしょっ引く善玉のようなイメージが定着し、彼を称える行進曲やカーニバル用の仮面、彼の外見をモチーフにした風船人形なども作られていた。(21日付G1サイトより)