聖南西文化体育連盟は各地区の文協を束ね、日本文化振興を通じて地域おこしを図るため、意欲的な活動を展開している。
今月半ばには、統一地方選の祝賀激励会をカッポン・ボニートで開催。議員との連結を強め、日系社会の活動を活性化することが狙いだ。年度末には200万レ基金を発足させ、体制強化を図る。
小川彰夫理事は「同じブラジル人でも、日系人の顔を持つ我々ができることは何か。それは日本文化の振興を通じて、地域社会にそしてブラジルに貢献すること。日系人だからこそできることはまだまだある」と使命を語る。
足元で地方の日系団体の衰退が進行すると言われる今日。連盟主催で、県連主催の日本祭りのようなものを企画し、毎年場所を変えて開催してみては。一つに結集することで各地域に発信力も強くなり、若者育成にもつながるのかも。(航)
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