10月30日で今回の統一市長選は終了し、PTが大惨敗、テメル連立政権が圧勝、PSDBが大躍進という結果になったが、棄権者と無効票、白票が過去最多の32・5%に達したことも見逃せない。棄権者は有権者の21・6%の710万人。白票は投票数の4・28%、無効票も12・41%で、全投票者の16・7%がどの候補も支持しないと表明した。リオ市では、棄権が26・9%だった上、白票4・2%、無効票15・9%(計20・1%)で、5人のうち1人が実質的な投票拒否となる。それだけ、国民の政治不信が強かったということか。18年選挙では不信感が少しでも拭えれば良いが。
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10月30日が統一市長選の決選投票であったため、通常の1日前倒しで土曜に行われたサッカーの全国選手権。首位のパルメイラスは4位のサントスと敵地で戦い、0―1で敗れた。これにより、パルメイラスが同選手権で続けていた15戦連続負けなしが途切れてしまった。エース、ガブリエル・ジェズスの7試合連続ノー・ゴールが響いた。幸い、2位フラメンゴや3位アトレチコ・ミネイロの引き分けでリードに余裕はある。
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10月のカンタレイラ水系への降水量は175・3ミリで、同月としては過去10年間で最も雨が降った。現在の水位は未開水域込みで72・4%で、昨年の今頃は未開水域(29・2%)にも手をつけて、16%のみだったことを考えるとかなり回復した。現時点では他水系の水位も危機を叫ぶほどではないが、欲を言えばアウト・チエテの39・4%がもう少し増えるとより安心か。
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