レジストロ市で行われた『南米婦人の集い』。様々な生産物や加工品を目にする度に「レシピが知りたい」という参加者の声が聞こえた。
一家の毎日の献立を考える人の場合、「おいしい」と思った料理の調理法を知りたがるのは、国や文化に関わらず自然なことだろう。日本でもブラジルでも書店には調理本が並び、インターネットでも簡単に調理法が探せる。
日本祭りで県人会の郷土食を楽しむ来場客の中にも「調理法を知りたい」と思っている人がいるかもしれない。
日本祭りでは農林水産省がすでに和食講習・試食会を開いている。県人会は郷土食の調理法を書いた紙をブースに置いたり、ブロックごとに婦人部同士で結託し定期的に料理教室を開いてみるのはどうか。
「日本食」という文化をブラジルにさらに定着させることができるかもしれない。(雪)