サンパウロ州保安局が発表した最新データによると、今年の1月から9月において、サンパウロ市での殺人事件で軍警によって殺害された人の数は287人だった。同期間中に殺人事件で亡くなった人の総数は923人なので、およそ10人中3人が軍警によって殺されている計算となる。同市の過去のデータを調べてみると、2006年1~9月には10件につきわずか1件(11%)に過ぎず、その1年前には20件に1件(6%)という少なさだった。また、今年起きた軍警による殺人のうち、約3分の1は非番の警官によるものだったという。何らかの罰則や規程を設けて対処すべき時ではないか。
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本日15日の夜中、日付が16日にかわってすぐの0時15分、サッカーW杯南米予選のセレソンの試合が行われる。ブラジル内で助っ人ストライカーとして活躍するゲレーロやクエヴァを擁するペルーにセレソンがどう立ち向かうか。セレソンの試合はグローボ局で生中継される。また、先週末は休みだった全国選手権は、15日~17日に第35節が行われる。シーズン終了まで残り4試合。優勝や来期のリベルタ杯出場権、1部残留などを賭け、各チームの激闘が予想される。
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今日の共和国記念日を含め、先週金曜からフェリアドン(長い休暇)を取っている人も少なくないが、その間の天気はサンパウロ州含め、南東部ではほとんどが雨という残念なものだった。その状況はフェリアドン最終日の今日もかわらず、サンパウロ市の最高気温は23度までしか上がらないとか。風邪をひかぬよう、くれぐれも気をつけて。
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