15日の共和国記念日に伴うフェリアドン(長期休暇)は、連日の雨のためにスカッとしないものとなったが、それはすなわち雨季の本格到来ということでもある。そうなると、サンパウロ市などでは、強いにわか雨が降った際の冠水が気になりはじめる。16日付アゴラ紙によると、次期市長のジョアン・ドリア氏は既に灌漑対策を考案しているとか。この対策は過去の市長たちも画策したが、実現には至らなかったものだ。ドリア氏の案の中心となるのは、バラ・フンダやスマレーなど、セントロや西部だ。この地域は確かに冠水が起き易いので有名だが、貧しい極東や極南には具体案がなく、反感も気になるが。
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11月8日に、福岡県福岡市の博多駅前に出来た巨大な陥没が僅か2日で修復されたニュースが、ここ、ブラジルでも大きな関心をもって、テレビや新聞で報じられている。その反応は「なぜ、そんなに早く修復できるんだ」というもので、「ブラジルだったら1年以上かかるのでは」といった感想も多かった。博多駅前はサンパウロ市でいうとパウリスタ大通りのようなところなのでそんなに時間がかかっても困るが、日本の感覚でサンパウロ市地下鉄工事も進んで欲しいが。
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16日のサッカーW杯南米予選の対ペルー戦で、デビュー6戦で5点目の得点を決めたガブリエル・ジェズスが、今日17日の全国選手権でのパルメイラス対アトレチコ・ミネイロ戦のため、ペルーから直接ベロ・オリゾンテへ向かった。大忙しだが、リオ五輪の金メダルとセレソンでの成功に続き、全国選手権でのパルメイラス優勝と行きたいところ。
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