聖南西教育研究会(西田みどり会長)主催の聖南西お話学習発表会が先月23日、ソロカバ文協会館で行われ、聖南西地区のイビウナ、ピエダーデ、ソロカバ、ピラール・ド・スール、コロニア・ピニャール、カッポン・ボニート、レジストロ各市の日本語学校7校が参加した。
午前9時半に開会式が行われ、ソロカバ文協の松島ロベルト会長が開会あいさつ。続いて聖南西文化体育連盟の柿原隆幸教育部長も、生徒らに励ましの言葉をかけた。
午前はお話の部、午後は出し物の発表があった。また会場には各校が授業で扱った絵や毛筆、工作などの作品が展示された。
お話の部では各校から選出された7~17歳の代表者37人が、2時間にわたり発表を行なった。9月のサンパウロ市スピーチコンテストでカテゴリーA2位に入った名久井晴人くん(14、ピラール・ド・スール日本語学校)、同じく3位の森美幸さん(14、同)が失敗経験が自身の成長に繋がると発表、人生を前向きに生きる力を感じさせた。
今年7月に愛媛県で行われた第21回海外高校生によるスピーチコンテストで、ブラジル代表として参加し特別賞を受賞した横飛英雄くん(15、同)は、「導くという事」をテーマに太鼓部リーダーという自身の経験を基にリーダーとしての存在について発表。会場から大きな拍手が贈られた。
午後の出し物発表会では生徒らによる踊りや合唱、組体操などが披露され会場を楽しませた。
その後表彰式が行われ、お話の部の学校代表者表彰、8月に行われた聖南西作文コンクールの学校代表者の表彰が行われた。
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