現地時間の21日夜、米国ニューヨークで、アメリカを除く全世界のテレビ番組を対象とした世界のテレビの祭典「国際エミー賞」の授章式が行われ、ブラジルから出展したグローボ局のテレノヴェーラ「ヴェルダーデス・セクレタス」(「隠された真実」の意)が最優秀ノヴェーラ(連続ドラマ)賞を受賞した。
国際エミー賞でのブラジルは常連受賞国で、特に国内視聴率1位を誇るグローボ局は、ノヴェーラ部門などで、今回の受賞も含め、これまで15回受賞している。
今回受賞した「ヴェルダーデス・セクレタス」は、グローボ局の月曜から金曜の帯枠の放送でのノヴェーラだが、夜7時台や国内最大視聴率を誇る夜9時台のように、8カ月かけて放送されるものではない。それらよりも短く、3カ月間放送の夜11時の特別時間帯に放送されていたもので、オンエアは15年の7月から9月まで、64話にわたって放送された。
このノヴェーラは、モデルの世界に進出したばかりの少女アルレッテが社会の軋轢にもまれて成長し、真実の愛を見つけるといった内容。
ノヴェーラの中でアルレッテに嫉妬するモデル事務所の先輩モデルを演じ、ブラジル国内の若手でも指折りの人気女優のグラッシ・マサフェーラは、最優秀女優賞にもノミネートされたが、こちらは受賞を逃した。
この「ヴェルダーデス・セクレタス」は、ポルトガルや中南米の国々でも既に放送されはじめているが、好評につき、アメリカや韓国でも放送予定があるという。(22日付G1サイトより)
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