ここ数日、本紙でも話題としているジェデル・ヴィレイラ・リマ大統領府総務室長官。同氏が若手の下院議員だった頃から常に汚職の疑惑がついて回っていたことは昨日付本紙でも報じたが、エスタード紙などによると、ジェデル氏は1970年代前半にブラジリアで、ブラジルが生んだ伝説のロックスター、レナト・ルッソと同じ小学校に通っていたという。ジェデル氏は「嫌味な下院議員の息子」ということで嫌われがちで、レナトは当時既に小太りだったジェデル少年を「スイナ(豚)」というあだ名で呼んでいたとか。ある意味、少年時代から同じような印象だが、政治手腕で挽回できるか。
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22年ぶりの全国選手権制覇が目前となり、一段と盛り上がって来ているパルメイラスだが、現在、同チームに話題の少女が出現している。それは「ドゥーダちゃん」と呼ばれる7歳の女の子で、アリアンツ・パルケで行われた20日の試合に顔を緑に塗って入ろうとしたら、「顔の塗装は入場禁止」の規定に触れて入場を断られた。そこで「まだ子供なのに」とファンの同情論が高まったことで、優勝のかかった27日は入場を許可された。勝利の女神になれるか。
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早くも公約に掲げていた「17年サンパウロ市バスの値上げなし」が崩れそうなジョアン・ドリア次期サンパウロ市市長だが、23日付アゴラ紙によると、現在認められている学生や高齢者の無賃乗車のうち、高齢者に関しては、現状の「60歳以上」が「65歳以上」に変更される可能性がでてきたとか。そうなれば市民の反応はいかに。