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「平成二十八年度(二〇一六年)第七十回芭蕉翁献詠俳句」入選者

 一般の部
【星野 椿選】特選
御句碑に流るゝ月日立子の忌     二見智佐子
【有馬 朗人選】入選
イペの国に桜を咲かせ移民の碑    湯田南山子
【宇多 喜代子選】入選
針の糸通しあぐねて冬隣       富岡 絹子
蛍飛ぶ路教はりて遠回り       檀  正子
【金子 兜太選】入選
梅干して移民の妻のやすらげる    湯田南山子
若さには素顔がすてき夏帽子     吉田 夏絵
【西村 和子選】入選
貯金することを覚えし子供の日    長田美奈子
【長谷川 櫂選】入選
新生姜異国と思へぬ住心地      橋  鏡子
【星野 椿選】入選
三日月の句碑を洗ひて虚子忌待つ   青木 駿浪
電話線ようやく直り初電話      長田美奈子
【三村 純也選】入選
地震(なゐ)の地を遠く偲びて鰯雲  富岡 絹子

テーマの部入選
【テーマ「霧」】
湧き上るアマゾン河の霧深し     山岡 宏子
乳色の霧に包まれ村眠る       浅海喜世子

<応募数>
一 般  9058句
 テーマ  1841句
 合 計 10899句