29日にブラジル地理統計院(IBGE)が発表した全国家庭サンプル調査(Pnad)の結果によると、今年8月から10月までの3カ月のブラジル国内の失業率は11・8%だったことが判明した。
現在の失業者数は1200万人で、7月末と比べて19万5千人の失業者増となったが、昨年同期比では300万人以上(32・7%)増えた事を考えると、7月末の失業者数と10月末現在の失業者数の変化は僅かだといえる。
8~10月の就業者人口は8990万人で、7月末と比較すると60万4千人(0・7%)、昨年同期比では240万人(2・6%)減少した。
インフレ調整後の8~10月の平均月収は2025レアルで、5~7月時点の2006レアルより微増したが、2015年8~10月の2052レアルよりは微減した。
民間企業と正式に雇用契約を結び、労働手帳に記録されている労働者の数は3400万人で、前の3カ月と比べて30万3千人(0・9%)、昨年同期比では130万人(3・7%)減少した。(29日付アジェンシア・ブラジル、G1サイトなどより)
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