ブラジル連邦政府は11月30日、来年の3月16日に四つの空港の民営化事業の入札を行うと発表した。
今回民営化されるのは、フロリアノポリス、ポルト・アレグレ、サルバドール、フォルタレーザの4空港だ。
4空港の民営化はジウマ前大統領の政権期に計画されたもので、今年9月にテメル政権が発表した各種の民営化計画の一環に含まれた。
政府設定の最低落札価格は4空港あわせておよそ66億レアルで、契約期間はポルト・アレグレが25年間、その他の3空港は30年間となっている。
ジウマ政権期には、グァルーリョス、ブラジリア、カンピーナス、リオのガレオン、ベロオリゾンテの各空港が民営化された。
ブラジル空港インフラ業務公社(インフラエロ)は、それら5空港に49%ずつ資本参加している。政府は今度入札が行われる4空港では、インフラエロの資本参加を求めないと発表した。
政府はまた、すでにブラジル企業だけでなく、スペイン、フランス、ドイツ、スイス、中国といった国々の企業体が関心を示していることを明らかにした。(11月30日付G1サイトより)