ブラジル日本都道府県連合会(山田康夫会長)の11月度代表者会議が先月24日、文協ビル内の県連会議室で行われた。第19回日本祭りの会計報告や第20回日本祭りの計画、県連の今後の活動の方向性について話し合われた。
会議始めの会長挨拶では、19日に亡くなった東京都友会の尾和義三郎さん(享年75)を偲び一同で黙祷をささげた。山田会長は「我々の仲間が一人亡くなり残念」と悔やんだ。
その後9、10月度会計報告、第19回日本祭りの会計報告が行われた。今年度の日本祭りの収入は371万4044・77レアル、支出は357万1801・30レで最終的な利益は14万2243・47レと報告された。
第20回日本祭りのテーマは「20年の軌跡」、サンパウロ・エキスポセンターで7月7~9日に開催される。会場見取り図なども配布された。
さらに、県連活性化のため「検討すべき県連の役割、方針」について発表があった。「県連はブラジル社会・日本・各県庁に対してなにができるか」「各県人会に対する県連の役割」など、県連の活動方針や目的の具体化の必要性を感じた県連役員らが提案した。
「今後の活動、県連強化のためにも県連の目的、展望、価値観を確認するため」と語り、会議出席者に内容の検討を促した。
県連とブラジル日本語センターが共催する来年度の「第11回弁論大会」は9月24日、栃木県人会館で開催されることが報告された。